期間工の社員登用試験の裏側はとても残酷な仕打ちに思えました

一緒に働いている期間工の中には正社員を目指している人もいます。

期間工の選考会での面接でも正社員を希望しますか?という質問がされます。私の場合は年齢的な要素もありましたので機会があれば・・・とお茶を濁すような受け答えでしたが、真剣に正社員を望んむ人も少なからずいることでしょう。

デンソーは日本では第1位の自動車部品メーカー、世界だと第3位。工員といえど年収は零細企業と比べれば破格です。福利厚生や手当も厚いです。

デンソーの年収

私が配属された先でも正社員希望の人がいました。その人たちから伺った話などを紹介しますのでこれから受ける人への参考となればと思います。

Contents

  • 期間工からの社員登用試験
    • Step 1 情報収集
    • Step 2 実績作り
    • Step 3 アピール
  • 残酷な仕打ちだと思えたある事例

期間工からの社員登用試験

2017年度も終わりが差し迫っていますが、デンソーは採用計画という一覧をネット上で表示しています。

2017年度の採用計画について

期間工は技能職のカッコ内140名が採用枠として決定しています。

全製作所内での登用人数となるので単純に製作所数である9で割っても一製作所で十数名ぐらいが採用基準だと思います。(製作所の規模により割り当ててある人数は変動すると思いますが)

1次試験として筆記試験(SPI)と各工場の部内面接。それから2次試験に移り、本社面接と作文があるそうです。

SPIとはリクルートグループが提供している適正試験(国語と算数が合わさったようなもの)のことを言います。この二つの試験に合格すれば、晴れて正社員として採用されるわけです。

学歴と年齢は不問だと思いますが、学歴は良いに越したことはないですし、年齢も若い方が有利なのは間違いありません。実際、私がいた職場のリーダーは期間工から社員になった方でしたが、学歴は大卒、試験を受けた年齢は20代後半でした。

私も一様休憩時間中に社員の人に聞いてみると「年齢?関係ないよ。試験は受けられるはず。」と教えて頂きました。

時期的には景気拡大と共に増産傾向にある為、人員の確保は必須問題です。あと職場の工員の高齢化に伴いフレッシュな若者に期待が寄せられる所に差し掛かっていますので今は採用されやすい期間であるでしょう。
ここから私が感じた事ですが、社員を希望する前には下準備が必要だということです。

Step 1 情報収集

まずは期間工から社員になった人からどういった具合で受かったかという経緯について一通り聞いておくのがベターです。
合格すれば基本現在働いているその職場に配属されます。
その職場がどういった状況で雰囲気として今後自分が持続して勤め上げる事が出来るかどうかがとても大事になります。

職場での作業は自分にとって得意なものか。残業や休日出勤に耐えられるか。同僚とうまく付き合っていけるかなど色々熟慮した上で判断すべきです。

Step 2 実績作り

職場に貢献していますという事が必要です。

一番数として表れ評価対象とされやすいものは改善提案になります。普段から班長より朝礼などで書いて下さいという話がされているところもあると思います。社員を目指す人なら一ヶ月に最低五枚を提出とか言う人もいました。

ハウスと呼ばれる工場内の人事課のような所で改善提案は集計をしているそうです。再度期間工として採用されたい場合にも提出数が多い場合は有利に働くと思います。

あと作業のスキルを上げて異常処置、指名業務などの講習を受けさせてもらう立場になると評価も高まると思います。作業の危険性や安全面に対する知識がなければやってはいけないという作業がありますので、それを多くマスターしていれば、仕事の出来る人という認知がされるでしょう。

西尾製作所では入りたての期間工はヒヨコのワッペンをしています。この人達は何かおかしいと感じたときは止める、呼ぶ、待つという行動を徹底するよう教わります。対して異常処置が出来る人はコアラのワッペンをしています。社員はほぼコアラで一部研修や教育を受けた期間工が同じくコアラのワッペンをしています。

その他はQCサークルという大きなテーマでの活動もありですが、規模として周りを巻き込むため、期間工本人だけで進めるのは無理があり、面倒なので嫌がられる場合もあります。その点、空気を読んで自分の職場はQCに取り組めるのか判断が必要です。社員のやっているQCにちゃっかり参加というだけでもいいでしょう。

この辺が採用の判断基準の一部になると思います。

Step 3 アピール

実績作りと並行してでいいと思いますが、リーダーや班長といったそれなりに権限のある職制へ社員になりたい旨をアピールしましょう。

職場からのプッシュと協力体制が整っていることが非常に重要です。面接の対策やアドバイスなど色々と便宜を図ってもらえます。

後述しますが私がいた職場では班長からの推薦が必要です。志望動機などペーパーで書く必要もあるようです。

そのためにはそれなりの能力を示すしかありません。大前提として仕事の出来ない人は難しいと思います。安全に迅速且つ正確な作業が行えることが求められます。そこに+アルファとして作業以外の能力が加点されその本人の評価となります。交通事故や仕事中のケガ(労災)などはあってはなりません。

ここまでが試験を受ける為の下準備です。試験を受けることが決まりましたら後は試験へ向けて邁進して下さい。

残酷な仕打ちだと思えたある事例

社員登用試験を希望している人達をつぶさに見ていただけなので自分の経験談ではありませんが、こうやって振るいに掛けられるんだという事例になります。

まずTさんという方ですが、私が入ってきた頃にはすでに1年以上勤務実績があり、仕事はそれなりにでき、色々職場内の活動にも参加していて社員を目指しているという人でした。しかし問題もあり、交通事故を起こしていて尚且つ年配の社員と仕事のことで揉めたという経緯がありました。

そして同時期に社員登用試験を希望していたYさんは一度期間満了(2年11ヶ月)して、2度目の契約で働いている人で、仕事の出来は社員よりも秀でていて私の目から見てもとても優秀でした。周りとはいざこざは起こしていませんでしたが、同僚にも班長にも意見するタイプで多少上にも反抗的と捉えられてる節のある方でした。

ある時Yさんが憤っていましたが、自分は推薦はされず試験も受けられないということを吐露していました。班長の推薦が貰えて社員試験を受けることになったのはTさんでした。

同じ職場で何度もデンソーにリピーターとして勤めている事情通なMさんに聞いたところ、Tさんは身内にデンソーの社員がいて職位もかなり上の人だということと班長に気に入られているということ。対してYさんは班長に嫌われている。不当に評価されているからという理由でした。

酷だなと思ったのはさらにここからでした。

今回はYさんは試験を受けることが出来ませんでしたが、もしかしたら次回も受けられないかもしれません。身内にデンソー社員がいて社員希望の新人が期間工としてまた入ってきていたからです。Mさんはこの二人が受かるまで無理ではないかという意見でした。

身内びいきなのはどこでもあることだとは思いますが、せめて試験を受けるチャンスぐらいあげてもいいのではという思いです。

私とMさんの共通の意見になりますが、どうしてもデンソーの社員になりたいなら、別の部署もしくは別の製作所で試験を受ける体制を整えた方がチャンスが高まるということで一致しました。

上司から評価されないというのは致命的ではないでしょうか。

社員を希望している方は従順な態度でいるしかありません。この辺は難しいですよね。どこまで自分が許容できるかという忍耐力にもよりますから。無理難題でも受け入れる姿勢だけみせていれば、悪い印象を持たれることはないでしょう。社員希望者の健闘を祈ります。

それではまた!

大黒野:フルタイムの従業員になることを目指している

デンソーは、日本だけでなく世界でもナンバーワンの自動車部品メーカーです。 大企業であっても、マイクロ企業に比べて年間収益は前例のないものであり、そのメリットも非常に優れています。  

デンソーの社員の中には、フルタイムの社員になることを目指している人もいます。 任期中、面接を受け、フルタイムの従業員になりたいかどうかを尋ねられます。 

従業員 の予約 長期

フルタイム従業員になるための承認を得た派遣社員は 140 人以上います。 各工場の最初の検査には、筆記試験または SPI 、内部面接が含まれます。その後、作業員は 2 回目の検査に移り、オフィス長との面接に入ります。 

学界の背景や年齢は重要ではありませんが、学界の背景が良好であることは大きな利点となります。デンソーのある職員は、 20 代のときに一時的に試験を受けた職場のリーダーであると話しました。 リーダーは、年齢は関係なく、誰でも試験を受けることができると述べました。 

情報収集

フルタイムの従業員になった従業員に、応募プロセスについて尋ねることが最善です。 これは、何をすべきか、どのようなドキュメントを処理すべきかを把握するのに役立ちます。 

合格すると、スキルが必要な職場に移ります。 職場の環境と、今後も職場で作業を続けるべきかどうかを知ることが重要です。 

あなた自身に尋ねるべきである、仕事はあなたのためにそこによいか。 残業や休暇での勤務に耐えられますか? これらの要因を慎重に考慮した後で決定するべきである。

成果

職場に貢献することは重要です。 デンソーのような企業が優秀な人材を採用しているのは、そのためです。 リーダーは、インタビューした従業員に、午前中の組み立て時に改善の提案書を作成するよう指示しました。フルタイムのポジションを目指す人は、少なくとも月 5 部提出する必要があると、彼は述べた。

改善提案は工場の人事部に送信されます。 用語ワーカーとして再度割り当てたい場合でも、事前に複数の申請を行っていれば、引き続きメリットがあります。また、作業スキルを向上させ、トレーニングを受けると、評価が向上する場合があります。 危険とリスクを知っているにもかかわらず、作業を完了できない場合があります。 しかし、練習が多い場合は、上司の評価を受けることになります。

魅力

職場では、ドライブと協力を行う必要があります。 インタビューやカウンセリングを活用して、業界のやり方を学習してください。 これらの利便性のために、チームリーダーからの推薦状のみが必要です。